noteとアメブロ集客するならどっちを使うべきかで悩んでいませんか?
結論から言うと、noteとアメブロはどちらもSEO的に強い集客メディアなので、両方使いこなせるかが重要。
ただし、利用者層や記事の露出のされ方、読まれ方には違いがあるため、自分の目的に合った選び方をしないと、思ったような効果が得られず、こんなはずじゃなかった…とモヤモヤしてしまうかもしれません。
今回は、noteとアメブロを5年以上使ってきた私が、両者の違いや特徴・デメリットをわかりやすく解説します。
目次
私の過去のブログ運用経験を総動員したノウハウなので、ぜひ参考にしてください。
noteとアメブロの違いは?特徴やデメリットを紹介
note | アメブロ | |
1.利用者層 | ビジネス系・クリエイター・意識高めの層 | 主婦・個人サロン・スピ系・感情発信多め |
2.利用目的 | ノウハウ共有・収益化・ブランド構築 | 日記・ファンづくり・自己開示 |
3.コミュニティ文化 | コメント文化は薄く、どちらかといえば一方通行 | 読者登録・ランキング文化が根強く、交流も多い |
4.投稿形式・設計 | テキスト中心(装飾に制限あり) | 装飾・画像挿入・リンク誘導が豊富で商用向き |
5.登録者数 | 6,000万人以上 | 4,000万人以上 |
6.広告表示 | 広告なし | 広告多め |
7.SNSとの相性 | X(旧Twitter)との連携が前提 | 内部完結型 |
8.検索流入 | Google検索に対して超強い | Google検索に対して超強い |
9.マネタイズ手段 | 有料記事・サブスク・マガジン販売などnote内で完結 | アフィリエイト・広告・物販など外部連携型 |
10.ドメインパワー | 非常に強い | 非常に強い |
同じ記事をnoteとアメブロに投稿してもいい?重複判定される?
noteとアメブロ、両方にまったく同じ記事を投稿してる人は多いですよね。
特に情報発信を本格化させたい個人や副業ブロガーにとって、片方に書いた記事をもう一方にも活用したいと考えるのは自然なことですが、SEO(検索エンジン最適化)の観点から見る同じ内容をそのまま両方にコピペ投稿するのはNGです。
Googleのアルゴリズムでは、まったく同一のコンテンツが複数のドメインに存在することを重複コンテンツと見なすことがあり、検索順位の低下を招く可能性があるからです。
特に、noteとアメブロはどちらもドメインパワーが強く、インデックスが早いので、意図せず検索結果で競合してしまう可能性すらあるのが現実。
では、同じテーマの記事は書いちゃダメなのか?というと違います。
つまり、少し内容をアレンジして使い分けるのがポイントなんですよね。
たとえば、同じテーマでもnoteではロジカルで有料記事を見据えた文章を、アメブロでは親しみやすい語り口で日記風に展開するなど、読者層や目的に合わせて切り口を変えることで、両方に投稿してもリスクを避けることができます。
実際にうまく併用しているユーザーは、noteに本編・アメブロに要約と導線記事を投稿する形で棲み分けを行っています。この方法なら、アメブロからnoteに読者を誘導することも可能ですし、双方のSEO効果を損なうこともありません。
アメブロの日記系ユーザーとnoteの発信傾向を比較
noteとアメブロを併用する上で見落としがちなのが、それぞれの登録者層の違いと投稿傾向のズレなんですよ。
つまり、どんな人が、どんな目的で使っているかを理解しないまま両方に投稿しても、発信が的外れになってしまうリスクがあるのです。
特に、集客やブランディングを狙う場合、この点を押さえておくことは重要です。
まずアメブロは、もともと日記ブログ文化の延長線上にあるサービスです。2000年代後半に大流行し、現在でも根強いファンを抱えています。
特に、主婦層や地域密着の個人事業主、美容・スピリチュアル系の発信者が多く、親しみやすさ・共感性・日常感を重視した文章スタイルが好まれる傾向にあります。ブログとしての使い方は、いわば日記の延長や日常報告+商品紹介といった形が多く見られます。
一方、noteはコンテンツ販売や価値提供を前提とした発信が主流の媒体。
情報発信や教育系、個人ブランド構築に取り組む人にとって、ストック型メディアとして活用されることが多いです。ビジネスパーソン、ライター、クリエイターなどが多く、記事の構成も論理的かつ内容の深さを重視する傾向にあります。
つまり、noteは単なる日記や日常の共有ではなく、読者にとって何かの気づきや価値があるかどうかが重視されやすいのが特徴です。
この違いを無視して、同じように投稿しても全然反応が違うと悩む人も多いですが、それは当然のことって理解できますよね?
アメブロでは私を感じさせる投稿に反応があり、noteでは価値を提供する投稿が求められる。この違いを理解するだけで、投稿スタイルも自然と変わってくるはずです。
アメブロからnoteへ移行した人の理由と注意点
最近、アメブロで集客に限界を感じてnoteに移行したという声をよく聞きませんか?
実際、noteの登場以降、情報発信の主戦場は確実に変化してきましたが、noteへの移行にはメリットだけでなく、いくつかの注意点もあることを知っておく必要があります。
noteに移行する人が増えている理由
アメブロからnoteへ乗り換える一番の理由は、やはりコンテンツの収益化がしやすいことではないでしょうか?
noteには以下のような仕組みがあり、知識や経験を直接お金に変えることができます。
- 有料記事の販売
- 定期購読(サークル機能)
- オンライン講座・メルマガ配信
アメブロがPV依存の広告収益モデルなのに対して、noteは価値に対して対価を払ってもらうクリエイター経済の構造に近いんです。
加えて、noteはデザインがシンプルで読みやすくスマホでも広告表示が少ない点も好評です。
一方、アメブロは自由度が高くカスタマイズしやすい反面、スマホ表示では広告が多すぎて読者の離脱が起きやすいという課題もあります。
このUX(ユーザーエクスペリエンス)の差も、noteへの移行を後押ししている理由のひとつと言えます。
noteに移行する際の注意点
とはいえ、noteにすればすべてうまくいくと思ってしまうのは超・危険です。
noteはフォロー文化がまだ弱く、アメブロのように相互読者でコミュニティが育つ文化がありません。移行直後は読者ゼロの孤独な状態に陥りがちなんですよ。
また、noteにはアメブロのようなランキング機能や足跡機能がないため、自然流入が得られにくくなっています。つまり、noteで集客を成功させたいなら、X(旧Twitter)など外部SNSと連携した発信戦略が必須。
noteを軸にするのはアリですが、どう集客するか?の設計もセットで考えることが、成功のカギと言えます。
結局、稼ぐならnoteとアメブロのどちらが向いている?マネタイズの違いとコツ
結局、noteとアメブロどちらが稼げるのか?多くの発信者にとって最大の関心事でしょう。
ただし、稼ぎ方の仕組みが根本的に異なるため、単純に比較するのではなく、それぞれのマネタイズ構造と戦略の違いを理解することが重要です。
まず、noteのマネタイズの特徴はコンテンツそのものを商品化できる点です。
有料記事や定期購読(サークル機能)、電子書籍、マガジン販売など、知識やノウハウを直接販売できる形式が整っています。
たとえば、自身の経験談をまとめた有料コンテンツ、ライティング講座、デザインのハウツー、SEO戦略のテンプレートなどを販売して収益化するケースが多く見られます。
このように、noteはコンテンツの質がそのまま収益に直結するため、知識・経験・文章力にある程度自信がある人には向いている媒体です。
また、プラットフォーム内での検索導線よりも、XなどのSNS外部からの流入が強いため、自力で集客できる力(影響力や拡散力)も求められるというのが実情です。
一方で、アメブロのマネタイズは広告収益型が中心ですよね?
自分のブログに表示される広告(Ameba PickやGoogle AdSenseなど)を通して、ページビュー(PV)に応じた報酬が発生します。
加えて、自社サービスや物販、アフィリエイトとの相性も良く、導線次第では間接的に大きな収益を生むことも可能です。
とくにアメブロは、検索に強く、ブログランキングや読者機能などで自然流入が起きやすいため安定したアクセスを集めやすい土壌があります。
加えて、主婦層や個人サロン系など信頼関係を築いてから売るタイプのビジネスとも相性が良く、記事そのものではなく人柄や世界観で収益を生むスタイルが成立しやすいのも特徴です。
では、稼ぐことを目的とした場合、どちらが向いているのでしょうか?
答えは「どちらかではなく、稼ぎ方によって使い分ける」のが正解です。たとえば、自分の商品やスキルを直接売りたいならnote、ブログ経由でサービスに誘導したいならアメブロが向いています。
また、アメブロで築いた信頼をnoteの有料記事に流すなど、連携させることで収益の複線化もできますし、両者を併用する際のコツとしては、以下のような切り分けが有効です。
- note:ストック型の有料コンテンツ、実績の紹介、エビデンス重視の記事
- アメブロ:日常発信、人間味、ストーリー、コミュニケーション型の導線
集客媒体としてのnote・アメブロの特徴まとめ
以上、集客媒体としてのnoteとアメブロの特徴・デメリットを紹介しました。
この2つの媒体は、稼ぐ方法やジャンルによって向き・不向きはあるものの、両方を正しく活用すれば相乗効果で収益を伸ばすことも十分可能です。
片方だけで完結させようとせず、媒体ごとの特性を活かして分業させる意識が、マネタイズの成功率を高めるポイントになるのですから。
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